和名:
モンシロチョウ
学名:
Pieris rapae
大きさ:
25~30 mm
採集できる季節:
3〜11
月
採集できる場所:
奈良教育大学の
図書館裏
で採集されました。
説明:
春型は小型で、前翅の黒い部分があまり発達していませんし、点がない場合もあります。♀の翅は紫外線を強く反射しており、これは人間にはわかりませんが、♂にはこれが目印となっているといわれています。幼虫はアブラナ科の植物をたべますが、特にキャベツを好むようです。
北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、屋久島(やくしま)、対馬(つしま)でみつかります。
かたちの
とくちょう
翅の開長(はねをひらいたながさ)が、50mm以下の中型です。
近縁の種には、開長50mm以上のオオモンシロチョウ(学名:
P. brassicae
)がいます。
前翅(ぜんし)の先端にある黒い班は、その内側のふちが、ほぼ直線的です。これにたいしてオオモンシロチョウの場合は、この黒い班が、下側へ曲がるような特徴があります。
前翅の3室には、ふつう黒色円班(こくしょくえんはん:くろくてまるい班)があり、その円班の外側はふかくえぐれない。
翅脈は、黒い筋状とならない。
後翅表面の外縁に黒点列がない。
さんこうに
した本
原色昆虫大図鑑I 北隆館
小学館の図鑑NEO昆虫 小学館
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